SolutionFAQ
木材 平削り
エンシン替刃 タイプ別の違いを知りたい
標準タイプとして仕上げ加工用のBタイプ、荒加工用のCタイプがあります。
強力タイプとして重切削用のH-Cタイプがあります。
BタイプとCタイプの違いは、刃先のS寸法(チップブレーカー)の大きさです。S寸法(チップブレーカー)は裏刃の役割があり、木材の先割れを抑制します。
詳細は下記表をご覧ください。
※表全体が表示されない場合は、横にスクロールしてご覧ください。
タイプ | 加工状況 | 加工品質 | 形状 | 特長 |
取り代 目安 |
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標準 | C | 通常切削 | 荒加工 | S寸法(チップブレーカー)が1.5mmと広く、切削抵抗がやや小さい | 3~6㎜ | |
B | 仕上げ加工 | 幅0.5mmのS寸法(チップブレーカー)によって逆目ボレを防止 | 1.5~3㎜ | |||
強力 | H-C | 重切削 | 荒加工 | 刃先剛性が高く重切削用 | ~10㎜ |
- 標準タイプと強力タイプはエンシンブロック本体の形状が異なります。
同じブロックでタイプの違う替刃は使用できませんので、必ずブロックに合った替刃をご使用ください。 - 取り代の目安はブロックの寸法、回転数、送材速度を基準に選定しますので、詳しくは弊社担当営業までお問合せください。