
SolutionFAQ
木材 穴・溝・成型・接合
フィンガー 垂直式と水平式の違いは何ですか?
垂直式と水平式の区別は、もともとはフィンガージョイントに対して曲げ荷重がかかる方向で区別しています。
曲げ荷重を受ける集成材のラミナにおいて、下図のように荷重を受ける面にフィンガーが見える方式を垂直式、荷重を受ける面にフィンガーが見えない方式を水平式と呼びます。
上記のような負荷の方向による分類に対して、フィンガー加工形式についても、ラミナの材幅面にフィンガーを作る方式を垂直式、ラミナの材厚面にフィンガーを作る方式を水平式と呼びます。
【切削関係図の違い】
垂直式ではラミナを何枚か重ねてテーブル上に立ててクランプし材厚方向に送材して切削し、水平式はラミナを一本ずつ材幅方向に送材して切削するのが一般的です。