
SolutionFAQ
木材 穴・溝・成型・接合
止め穴(ダボ穴)加工時のポイントを知りたい
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製品 | ポイント・適用範囲 | |
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M型ダボ錐 |
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木目の晩材と早材の硬さの差が大きい針葉樹では、標準刃型のM型ダボ錐よりも、材表面で喰い付きの良いセンター突出刃型のセンターポイント刃型が有効。 |
M型ダボ錐 |
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材料表面が繊維質で軟らかい材質であったり、穿孔速度が速い加工条件では、毛引きを良く効かすために、標準刃型よりも毛引き高さ(S)を高くする必要があります。特にエア送りのボーリング機など要注意です。 標準刃型の毛引き有効域は、N=3000rpmで、F<3m/min 但し、毛引きが高いほど穿孔抵抗が高く、穴底の焼けなどの問題が起き易くなるため、必要以上に高くしないことが重要です。不燃材では、寿命アップのため敢えて毛引きを高く設定することがありますが、その分焼けや錐折損が発生し易くなることがありますのでご注意下さい。 |
M型ダボ錐 |
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吸音板の重ね切り孔加工など、錐の刃径に対して加工穴深さが深過ぎる場合には、切屑排出不良による焼けや錐折損が発生し易くなります。 |